第1回 IoTってなに?~プログラマにとってのIoTとは?~

第1回 IoTってなに?~プログラマにとってのIoTとは?~

IoT(Internet of Things)とは?

あなたは『IoT』ってご存知でしょうか?

「え!?、なに? そんな顔文字知らない」

と仰る方もいるでしょう。

でもこれは顔文字ではありません。確かにそう見えますけれど。

IoT(アイ・オー・ティー)とは、物のインターネットと言われる『Internet of Things』のことで、ちょっと前まではM2M(Machine to Machine)とも呼ばれていたものです。

今までは、インターネットに接続されたものと言えば、スマホやPC、身近なもので言えば、後はデジタルテレビくらいでしょうか?

そういったものが主流でした。

ですが近年、いつでもどこでもインターネットに接続できる環境が整備されたことと、通信デバイスの小型化によって物のインターネット(IoT)が話題になってきているのです。

そのIoTですが、あなたが気付かない間に、身近なところで使われ始めています。 では、幾つかその事例を見ていきましょう。

それぞれの記事のリンク先を貼り付けてありますので、 興味のある方、詳しい情報をお知りになりたい方は、そちらを御覧ください。

1)象印のみまもりほっとライン I-Pot

みまもりほっとライン I-Pot

この事例はまさに、IoTの先駆けと言って良い、素晴らしい事例です。

遠く離れた実家に暮らす、一人暮らしの年老いたお父さんやお母さん。 心配だけど、毎日連絡するのは大変だし、相手が嫌がる場合もある。 そんなユーザーの声に見事に応えたのがこの事例です。

湯沸かし機能付きのポットに、データ送信ができる通信デバイスを取り付けることで、一人暮らしのお年寄りが朝起きた時や夕食時に、『お茶を飲もうとお湯を沸かした』というデータが、インターネットを介して連絡されるというサービスです。

その連絡が入ることで、毎日の無事が簡単に、かつ対象者のプライバシーを侵害することなく確認できるという訳です。

2)外からエアコンをON/OFFしよう。

Pluto

今年の夏、Twitterで『エアコンを付けっぱなしにした方が電気代は安くなるし、節電にもなる』というツイートが話題になりました。ですが、まだまだエアコンの点けっ放しは一般的ではありません。

こちらはアプリを使って、外からエアコンのON/OFFができるサービスです。

このサービスの売りは、エアコンの買い換えがいらないことです。 先にお話ししたTwitterでの発信は、インバーター機能の付いた近年の節電機能が付いたエアコンでなければならない様で、そうなると『10年以上前のエアコン』では、条件がかなり厳しいでしょう。

HPの中でも言っていますが、『10年以上前のエアコンでも対応可能』なので、これは嬉しいですよね。

3)家電各メーカーの『スマート家電』の取り組み状況。

Panasonic
東芝
日立
三菱
SONY

今取り上げた電気ポットやエアコンの遠隔操作サービスは、一部ではすでに当たり前のサービスとして提供され、他にも様々な機種でIoTに向けた進化が始まっています。

家電各メーカーは、IoTに向けた取り組みとして、今までの家電を『スマート家電』に進化させる取り組みを開始しています。

その一覧をまとめてみたので、各メーカーHPで確認してみて下さい。

ちょっと見た限りでは分かり難いかも知れませんが、メーカー毎に対応が若干違うようですね。

なぜメーカー毎の対応が異なっているのか? これには『情報セキュリティ』の問題が深く関わっています。 この点に関しては、次回に詳しく取り上げる予定です。

4)今後は『スマートホーム』が主流に!?

1.CoLife

今上げた事例以外にも、『スマート家電』と呼ばれる物達が、今やもう当たり前になりつつあります。

それどころか『スマート家電』を更に進化させた、『スマートホーム』なる物までが出てきています。

この『スマートホーム』のポイントは、ライフライン(電気・ガス・水道)がインターネット経由で管理されていることです。

また、家の管理において、住宅設備の保守・点検をセンサで管理・確認。 花粉や粉じんなどのアレルギー物質を家の中に入らない様にするフィルターの管理など。快適な生活を送れるように設計され、それが永続的に保証された家なのです。

2.Secual

次は防犯・ホームセキュリティの分野です。こちらも、IoTが大きな進化をもたらしています。 今までは監視カメラなどの存在感をアピールすることで、防犯・ホームセキュリティを成してきた傾向にありましたが、本当に犯罪が起こった時の対処に、問題がありました。

IoTのセキュリティは、最小のセンサーで振動をキャッチ。防犯ブザーで犯人を威嚇すると共に、各所への連絡を実行する仕様になっています。

3.見守りクラウドロボ

最初に上げたポットの例を、より一層進めたサービスも出ています。 先に挙げたホームセキュリティの分野と同じく、ドアの開け閉めや、トイレの使用など、生活に欠かせない箇所にセンサーを取り付け、それを知らせてくれるようになっています。

5)健康・医療への展開

IoTの事業革新において、最も恩恵が得られると考えられているのが、健康や医療の分野です。

1.オムロンとNTTの合弁事業『カラダのキモチ』

 このサービスは、4ヶ月で24万ユーザーを獲得した(記事サイト)と言われていて、働く女性たちの『妊活』にターゲットを絞ったのが、功を奏したようです。

2.AppleWatch

 次は、発売開始以来様々な分野で話題になっている『AppleWatch』ですが、実はウェラブルデバイスとしての機能が注目を集めています。

3.『車いす ⇒ 動く介護ベッド?』

介護事業において、IoTの恩恵は非常に大きく、様々な分野に活かされ始めています。 しかも、ファッショナブルなデザインでなければ、市場に受け入れてもらえません。以前はどうしてもセンサーの大きさに制約があったので、デザインを優先するのが難しかったようですが、IoTのセンサーの小型化はこんなところでも役立っているようです。

6)自動車の自動運転

まだまだ研究途中&実験段階のこの分野ですが、オートブレーキ機能はすでに実用化され、市場投入が始まっています。

自動運転も、すでに試作の段階は終わっていると言われており、市場への投入も秒読みの段階です。

ただ、この自動車の自動運転を市場に投入する場合、どうしても超えておかなければならない壁があるのですが・・・・・・。

それは、家電関係の分野でもお話しした『情報セキュリティ』の問題なのです。

『情報セキュリティ』に関しては、ボリュームの関係もありますので、次回に譲りたいと思います。

7)実はここまで進んでいる!

米IBM開発のAI(人工知能)『ワトソン』と、ソフトバンクの開発した人形ロボット『PEPPER(ペッパー)』が夢の連携!

孫社長、腕まくり 「“夢のコンビ”が実現したぞ」、「どんなコラボになるのか楽しみ」 IBMとソフトバンクの提携が発表された1月10日。日米のITサイトやインターネットの掲示板などでは、2社の協業の行方を期待する声が相次いだ。

ワトソンは、世界各国の技術者の英知を結集して開発された超高性能コンピューター。話し言葉を理解し、膨大なデータを駆使して質問に回答するだけでなく、 気の利いたアドバイスもしてくれる。米人気クイズ番組でチャンピオンを破ったことで一躍有名になり、IBMはAIを成長事業の柱と位置づけ、世界中でサー ビスを展開中だ。

IBMは、ソフトバンクと協力して、ワトソンの日本語版を開発。日本の金融、小売り、教育などの各市場でワトソンを売り 込む。たとえば、販売実績などに基づき、営業担当者が顧客に提案する商品を助言するサービスなどを計画しており、ソフトバンクの孫正義社長は「大企業に売 り込む」と腕まくりする。

少子化傾向で、将来の人手不足が懸念されるサービス業の分野ですが、その対策をすでに始めていて、実はこんな実験まで行われているんです!

8)ただ、良いことばかりではない!

さてここまで、IoTの様々な取り組みをご紹介してきた訳ですが、実は良いことばかりではないのです。

新たな技術が開発された時は、必ず新たな問題が発生します。

Internetが始まった時、特にMS社製のメールソフトをターゲットに、様々なウィルスソフトがばらまかれたり、HPが乗っ取られて改ざんされたりと、多くの方が大変な想いをされたことでしょう。私もその1人です。

それ以降、様々なセキュリティソフトが販売・配布されて、今はある程度落ち着いてはいますが、まだまだイタチごっこであることは否めません。

最近では、AndroidOSの脆弱性が話題になったこともありました。

そんな『クラッカー』(『クラッカー』と『ハッカー』は違います)達の次のターゲットが、実はIoTなのです。

情報をやりとりしているということは、常に回線がオープンになっているということ。 しかもその元になっている通信チップは、あくまでも通信のためだけです。

もしも、送信されている情報が盗まれたら・・・・・・?

という事で、次回のIoTでは、セキュリティ対策をメインに取り上げたていきたいと思います。

追記

IoTの経済効果は、2020年には240兆円とも365兆円とも言われる市場です。 このとてつもない規模の市場に対して、あなたはこの市場を享受するだけの側に居るのか? それともこの巨大市場が生み出す源泉から、チャンスを汲み出す側に回るのか?

この選択の違いが、いかに大きなものであるかは簡単に想像できると思います。

2020年まであと5年。 もう、たった5年しかないのです。

だとしたら、あなたはどちらを選びますか? そしてそのために、何を始めますか?

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