一流プログラマーの本棚に並んでいるビジネス書

一流プログラマーの本棚に並んでいるビジネス書

プログラマーになってスキルを磨き続けることはとても大切ですが、多くのプログラマーがよく勘違いしている間違いが、プログラマーはプログラミングのスキルを磨いていれば一流になれると思っていることです。

確かにプログラミングのスキルを磨き続けることも大切ですが、キャリアを積むにつれ、プログラミング以外にも、

  • チームを纏める「マネジメント力」
  • クライアントと折衝する「交渉力」
  • サービスを売上に変える「マーケティング力」
  • 新しいアイデアを出す「企画力」

といった能力が必要になってきます。

"一流"プログラマーと"二流"プログラマーとの違いはプログラミングのスキルではなく、ビジネスパーソンとしてプログラミング以外の上記の能力や教養が高いかどうかです。

そして、プログラミング以外の能力や教養を高めるために一流プログラマーが行っているのは「読書」です。

では、一流のプログラマーがどういったビジネス書を読んでいるのかを今回、紹介していきます。

1.人を動かす

言わずもがな世界的な名著である「人を動かす」。

タイトルだけを見ると自分の意のままに人を操る・・・、そんな心理テクニックが書かれている本なのかと想像してしまいますが、小手先だけの心理テクニック集の本ならこんなにも長い間、世界中で読まれてはいません。

英文での題名は「How to win friends and infuluence people」。

日本語に訳すと、「成功するために他人を動かす方法」ということで、平たく言うと、自分が成功するために「他人に動いてもらう方法」が書かれています。

いくら高いプログラミングのスキルを持っていても、仕事をする上で取引先・上司・部下・同僚との人間関係というのは切っても切り離せないものです。

この本には、人間関係を円滑にするための原理原則がたくさんの事例とともに書かれています。

章に分けると、

  1. 人を動かす三原則
  2. 人に好かれる六原則
  3. 人を説得する十二原則
  4. 人を変える九原則
  5. 幸せな家族をつくる七原則

で構成され、仕事での人間関係だけでなく、友人、家族といったプライベートの人間関係にも影響を与える人生のヒントが盛りだくさん書かれています。

人は一人では生きてはいけません。ましてや、あなたが成功を望むなら周囲の人間の協力なくして、成功はあり得ません。

プログラマーに限らず、すべてのビジネスパーソン必読の古典ビジネス書です。

2.7つの習慣

こちらも世界的名著である「7つの習慣」。

プログラマーに限らず、”成功者”と言われる人がこぞってすすめるのがこちらの一冊です。

私達の人生や人格というのは「習慣」によって形成されています。

「心が変われば、態度が変わる。
態度が変われば、行動が変わる。
行動が変われば、習慣が変わる。
習慣が変われば、人格が変わる。
人格が変われば、人生が変わる。」

という有名な言葉があるように自分が思い描く人生を手に入れるためには「何を」習慣化するのかが大切になります。

著者のコヴィー博士は人生を成功に導く7つの習慣として、

第1の習慣 主体的である
第2の習慣 終わりを思い描くことから始める
第3の習慣 最優先事項を優先する
第4の習慣 Win-Winを考える
第5の習慣 まず理解に徹し、そして理解される
第6の習慣 シナジーを創り出す
第7の習慣 刃を研ぐ

と本の中で述べています。 コヴィー博士も言っているようにこの本は一度、読んで本棚にしまうのではなく、定期的に何度も読み返し、実践していくことで自分の習慣が変わり、人格・人生が変わっていきます。

また、読み返すとその都度、新たな発見や理解が得られますので、本がボロボロになるまで、繰り返し読むことをおすすめする本です。

3.影響力の武器

「買うつもりなんてなかったのにサイトを覗いていると、思わず買ってしまっていた・・・」

今まであなたにもそんな経験はなかったでしょうか?

「思わず買ってしまった・・・」、そこにはある心理テクニックが隠されていたのです。

そんな心理テクニックをアメリカを代表する社会心理学者のロバート・B・チャルディーニ博士が研究、時には自らセールスマン・募金活動員・広告主となり実践し、実証した思わず「イエス」と言って行動してしまう人間が持つ根源的な心理に訴えかける6つの原理を「影響力の武器」として紹介しています。

営業職や販売員といった”説得”のプロは、人から「イエス」を引き出し、自分が思うような行動をとってもらえるようにこの本に書かれている「影響力の武器」を意識的・無意識的に関わらず使っている。

プログラマーにとって、そんな営業職や販売員が使うようなスキルを学んでも使い道がないと思われるでしょうが、一流のプログラマーというのは素晴らしいプログラミング技術を持っているだけでなく、自分がプログラミングして創ったサービスが「いかにお金を生み出せるか=マネタイズできるか」ということを強く意識しています。

なので、自分が創ったサービスの中で相手が自分の思うような行動を取ってもらえるように影響力の武器を張り巡らせ、マネタイズできる仕組みを作っています。

この本を読むと、

「なぜ、デパートの中で試食というのはいつの時代もなくならないのだろう」

「なぜ、お笑い番組は仕込んだと分かる観客の笑い声を入れるのだろう」

といった身近な影響力の武器についても理解することができます。

また、著者がこの本を書いた理由として、読んだ人が販売や広告から騙されない賢い消費者になって欲しいという願いがあるように買うつもりもなかった商品の販売や広告のテクニックから自分自身を守れるようにもなります。

プログラマーとして、今後、価値のあるサービスを世の中に広めていきたいと思っている方は是非、一度、手にすることをおすすめします。

4.考具-考えるための道具、持っていますか?

「明日が新商品のアイデアを発表する会議なのに何もアイデアが浮かんでこない・・・」

そんな悩みを持ったプログラマーの方はたくさんいらっしゃいます。

アイデアとは「フッ」と頭に浮かんで閃くこともありますが、普段からアイデアを出すための”道具”があれば、自分がアイデアを出したい時にいつでもアイデアを出すことができるようになります。 いつでもアイデアを出すためには、アイデアを出すための思考のフレームワークが必要になってくるのですが、その思考のフレームワークを著者は”考具”と呼んで紹介しています。

アイデアを出すための考えるという行為は

  • 情報を集める
  • その情報をアイデアとして拡げる
  • アイデアを収束させる
  • 企画にまとめる

ということであると定義しています。

各プロセス毎に"考具"として、

効率的に情報を集める方法 カラーパス・聞き耳を立てる・ちょいメモ・七色いんこ・フォトリーディング・臨時新聞記者

アイデアを拡げる方法 アイデアスケッチ・ポストイット・マンダラート・マインドマップ・・連想ゲーム・オズボーンのチェックリスト・ブレーンストーミング

アイデアを収束させる考具 5W1Hフォーマット・タイトル・ビジュアライズ・マンダラート・企画書

という思考のフレームワークを紹介しています。

すでに知っている手法もあれば、初めて耳にする手法もあるかと思います。

これらの思考のフレームワークを取り入れて日々、訓練していくことで、いつでもアイデアを出せるという状態を作り出すことができます。

常に新しいアイデアを求められるような立場の方は新しい”考具”を手に入れるために本書を使ってみてはいかがでしょうか?

5.世界一やさしい問題解決の授業-自分で考え、行動する力が身につく

著者はマッキンゼーの出身で、マッキンゼー時代に受けた問題解決力を身につけるための体系的なトレーニングを学びました。

その時、問題を解決する方法を考え抜き、実際に行動に移すという「問題解決能力」こそがこれからの社会人にとって必要な能力であると強く思い、それを子供向けに広めようと書いた本である。

なので、「考える技術・書く技術」、「ロジカル・シンキング」といった他のマッキンゼー出身者が書いた問題解決についての本よりも読みやすいのが特徴だ。

主に中学生を対象として書かれた本だが、この本に中学生の時に出会っていれば、人生が変わったかもしれないと思うほど、読みやすく理解もしやすいが、中身については濃厚だ。

問題を解決するためには、

現状を正確に理解する

原因を特定する

打ち手を決定する

実行

という4つのプロセスが基本となるのだが、中学生が身近に感じやすい問題として、「数学の成績が落ちてきた」ということを例にとって各プロセスでの問題解決方法を教えてくれます。

プログラミングとは問題解決の連続なので、問題解決能力は必須のスキルともいえます。

しかし、日本の教育現場では「正解」のある問題を解くという教育しかされていないため、実は問題解決力のあるプログラマーというのは多くはありません。

問題解決力を鍛える本はたくさんありますが、いきなり専門書から入ると頭に入ってこないので、問題解決の入門書として活用してみてはいかがでしょうか?

 

6.まとめ

深さ10cmの穴を地面に掘るためには真下に掘り進めれば、穴は掘れますが、深さ10mの穴を掘ろうとすれば、真下だけでなく周囲も掘っていかなければ10mの深さには到達できません。

スキルも同じで、浅いところまでで良ければそのスキルだけを学んでいれば良いですが、より深いところに自分がたどり着きたいと思うのであれば、プログラミングのスキルを学ぶだけでは到達できるところには限界があります。

そのためにプログラミング以外の周辺知識やビジネスに活かせる教養というのが必要になります。

一流プログラマーというのはプログラミング以外の本を必ず月に何冊かは読んでいます。

今回、紹介した本の中にはマンガ版で出版されているものもありますが、せっかくですので、気になる本を一冊、秋の夜長のお供にしていただきたいと思います。

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